今年の皐月賞レースのポイントは、馬場状態とレース展開にあります。
重馬場以上で行われれば、狙っていた馬がより有力でワクワクしてきます。
問題は、昨日の大雨で馬場状態は道悪からのスタートですが、朝から晴れてきて風もあるので、馬場が回復してしまうことです。
そうした懸念材料はあるものの、ある程度の馬場悪化を前提に、レース展開も加味して狙ってみたいのが⑤番ヴィクティファルスです。
共同通信杯では、1番人気に押されている⑦番エフフォーリアに0.4秒差の2着で、この差の逆転はかなり厳しいとは思っていました。
但し、馬場が悪くなれば、母父ガリレオの血から逆転は可能となります。
現実に、前走のスプリングステークスでは、不利は⑭番枠から重馬場で快勝しています。
もうひとつのポイントとなるレース展開を考えると、エフフォーリアに騎乗する横山武史騎手は、強気に前づけする傾向にあります。
人気を2分している⑧番ダノンザキッドも前哨戦とは違って勝ちに動くでしょうから、自ずと早めの仕掛けになることが予想できます。
馬場が悪ければ悪いほど、ゴール前の急坂でスタミナ切れになり、差し場が生まれてくると考えられます。
この意味から、大穴候補は⑭番アサマノイタズラです。
7番人気だったスプリングステークスでも推奨して、運よく万券をゲットできましたが、夢よもう一度の気分です。
嶋田純次騎手がGⅠ初騎乗という不安はありますが、その分もあってか単勝オッズ30.0倍12番人気とパフォーマンスはあります。
前々走の水仙賞で脚を余したこともあって、スプリングステークスでは早めに仕掛けた分、ヴィクティファルスに最後は頭差交わされましたが、決して力負けしていませんでした。
今回は、人気馬が内目の枠に集中している分、外目をストレスなく通って、直線勝負に賭ければ、漁夫の利?も十分に期待できると思います。
ちなみに、この馬も重馬場が理想です。
もう1頭狙いたいのは、③番ステラヴェローチェです。
共同通信杯は、やはりエフフォーリアの後塵を浴びましたが、斤量はこの馬だけ57キロと負担が大きいものでした。
GⅠ朝日杯で最速の上りタイムで2着の実績、不良馬場でのサウジアラビアでも最速の上りタイムで0.5秒差の快勝という実績があります。
バゴの産駒で、重馬場は間違なく得意です。
馬券のまとめ
③番ステラヴェローチェと⑤番ヴィクティファルスが、ある程度の
人気を集めてきています。
③=⑤の馬単マルチは購入しますが、
後は3連複で、
③→①⑤⑦⑧⑭
⑤→①⑦⑧⑭
⑭→①⑦⑧
そして、⑭番アサマノイタズラの渾身の走りに期待して、この馬から
馬単マルチの総流しバクダン作戦で、夢の万券ゲットを狙います。