昨日行われた中山グランドジャンプは、オジュウチョウサンが同一重賞5連覇という偉業を達成しましたが、この走破タイムが、なんと5分越えという極悪な馬場状態でした。
今日は、雨も上がり、気温も20℃まで上昇、風もあるので馬場は乾いてはくると思うものの、力のいるタフな馬場状態は避けらないという前提で予想を組み立てます。
ということで、3強では、⑤番サトノフラッグは、ディープ産駒ながら、前走の弥生賞(ディープインパクト記念)を、重馬場の中を勝ち上った経験は大きいと思います。
レースも、3コーナーから馬なりで進出してディープの走り方を思い出させるような走りで完勝といった感じでした。
問題は、残りの2頭です。
① 番コントレイルは、東京スポーツ杯を圧勝して、続くホープルステークスも
決して向いていないと思われた中山2000メートルでも完勝と、やはり実力はNo1だとは思います。
しかし、馬場の悪化でその切れ味はそがれますし、なにより最内枠の①番枠では、スタート直後から馬場の悪い所を通らせられる不利は大きいと思います。
⑦番サリオスは、朝日杯がハイペースを先行して、そのまま押し切るというこれも強い内容でした。
ハーツクライ産駒で、馬場の悪化はそれほど心配ないかもしれませんが、
マイルの経験しかないという点が、どうしても気になります。
コロナ騒動の中、レーン騎手が、わざわざ乗りに来るほどの実力を認めても押さえまでとします。
ということで、良馬場なら堅い決着と諦めていましたが、馬場が荒れれば夢の万券への期待が高まってきます。
まず、このレースの展開の肝は、逃げ宣言をしている⑭番キメラヴェリテの存在です。
前走は、スタートはあまりよくない中、出ムチをくれて3F35.1秒のハイペースで大逃げし、最後は5億8000万円の超高額馬アドマイヤビルゴに差されはしましたが2着と粘りました。
今回も大逃げという作戦を陣営は示唆していますので、行き切るレース展開になると思います。
こうしたレース展開になると、この馬の粘りも狙えますが、この後につけられる馬が絶好の狙い目になります。
候補は何頭かいますが、まず有力なのは⑱番ビターエンダーです。
良馬場なら厳しい大外枠も、悪化している馬場状態なら、むしろプラスと考えます。
前走の共同通信杯は、最近の皐月賞での黄金のローテーションです。
その共同通信杯で、大接戦を演じた⑬番ダーリントンホール。
重厚な欧州血統で、やはり良馬場なら切れ負けしたと思いますが、力のいる馬場なら有力視できます。
後は、ホープフルステークス2着、スプリングステークスでも2着と堅実な⑰番ヴェルトライゼンテ。
こういったタイプが、混戦模様では強みになりますし、ドリームジャニー×独系の血統で、力のいる馬場は合っています。
最後に、⑪番クリスタルブラックについてひと言付け加えます。
前走の京成杯では、新馬勝ち後で、スタート直後から口を割って折り合いに苦労したにもかかわらず、直線大外をぐいぐい伸びて快勝。
スローペースしか経験がないのですが、逆にハイペースになったら折り合いがついての末脚に魅力を感じます。
馬券のまとめ
ここは、思い切ってコントレイルとサリオスを消して、夢の万券ゲットを試みます。
まず、人気の⑤番サトノブラックと⑪番クリスタルブラックから、万券ゲット馬候補の⑬⑭⑰⑱を絡めた
⑤=⑬⑭⑰⑱
⑪=⑬⑭⑰⑱
の馬単マルチ。
万券ゲット馬から
⑬→⑤⑪⑭⑰⑱
⑭→⑤⑪⑰⑱
⑰→⑤⑪⑱
⑱→⑤⑪
の3連複。
最後に、万券ゲット馬同志の
⑬⑭⑰⑱の4頭ボックス馬連を付け加えておきます。
昨日の大荒れ天候のように、大波乱になることを願っています。