クロフネ産駒は、GⅠで7頭が勝っていますが、すべて1600メートル以下
芝2000メートル以上の重賞では、125回機会があって7度2着はあるものの一度も勝ったことがないということです。
レース展開も逃げ馬が不在で、⑤番クールキャットはスタートがあまりうまいタイプでなく、スタミナ勝負に持ち込みたいと宣言している⑥番ウインアグライアあたりが思い切ってハナを切るかもといった感じで、⑪番ソダシにとってはアゲインストの風が吹いています。
この状況下で、単勝オッズ2.0倍の1番人気となれば、穴党にとっては美味しいカモとなります。
しかも、アイドルホースでぬいぐるみが即完売なんて話を聞くと、「俺たちがやっているのは競馬だろ」と昭和の香りがする人間としては、世間の反応に反発したくなります。
64年間も生きて、48年間も競馬をやってくると、純粋な気持ちだけではいられなくなるのです。
ところが、どうしたことか、今回はそうした気持ちになれないのです。
ソダシの純白でひたむきに走る姿と、一番のひいきに感じている吉田隼人騎手の外連味のない騎乗姿を見ていると、私が競馬を始めた頃を思い出してしまいました。
そうです。
ひたすら純粋にハイセイコーを応援していた頃で、出走してくるレースが行われる日は、心の底からワクワクしていました。
今回は、ソダシ&吉田隼人騎手を応援します。
たまには、馬券でなく、レースそのもので感動してみたいと思います。
馬券のまとめ
ということで、馬券は「見(ケン)」見送りです。
⑪番ソダシの応援馬券で、単勝をほんの気持ちだけ購入します。