先行有利な馬場状態、レース展開の中、32.9秒という驚異の最速上がりで勝ち切った⑤番リバティアイランドが、当然のことながら主力となります。
もし、取りこぼしということであれば、切れ味を活かすためには、どうしても直線で我慢しなければならずに、差して届かずのシーンが考えられます。
その場合に、頭まで取れるとなると、リバティアイランドより前で立ち回れて末脚もある⑫番ハーパーということになります。
東京コースで行われたクイーンCで勝っているという実績と、このレースで見せたジリジリと伸びてきた脚色は、距離延長がいいタイプだと感じました。
枠順が発表される前には⑰番シンリョクカに一番魅力を感じていました。
東京コースで行われた新馬戦を勝ったばかりで、GⅠ阪神JF2着した素質と、サトノダイヤモンド産駒で距離延長は間違いなくプラス材料となります。
但し、この枠順では逆転までは厳しいと考えます。
枠順的には、①番ラヴェルは恵まれたというか、ここ2戦が大外枠でしたので、ここなら勝負になると感じます。
実際、東京コースで行われたアルテミスSでは、リバティアイランドがチグハグなレースをしたといっても、上がりタイムでも上回り勝っています。
リバティアイランドと真逆の脚質となる⑥番ゴールデンハインドは、前走のフローラSが好枠順、好スタートからの逃げ切り勝ちで、今回の舞台で同じような芸当はかなりハードルが高くなります。
但し、前走の上がり4Fがすべて11秒台で、後半の粘りは相当なもので、この馬も距離延長はいい方向となるゴールドシップ産駒です。
川田騎手とルメール騎手が異常に牽制し合えば、アレヨアレヨのシーンもあり得ないことはないと思っています。
大穴は、内目の枠を引いた③番キタウイングです。
末脚一辺倒で、距離も限界に近いようですが、それだけに、この枠順を活かして、前半脚を溜めるだけ溜めて直線で得意のイン突きにでれば、馬券圏内への飛び込みのチャンスが出て来ると思います。
桜花賞では、リバティアイランドに次いで2番目の上がりタイムを記録していることを付け加えておきます。
馬券のまとめ
⑤⑥⑫→①③⑤⑥⑫⑰→①③⑤⑥⑫⑰
の3連単フォーメーション
と
⑤⑰番
と
①⑤番2頭軸による3連複総流しバクダン作戦
押さえとダブル的中を期待して
①③⑤⑥⑫⑰5頭ボックスによる3連複
を購入します。