3冠馬⑦コントレイルとGⅠ3連勝中の現役牝馬No1⑫番グランアレグリアの激突に、コントレイルと接戦を演じてきた②サリオス、5戦無敗で未知の魅力がたっぷりな⑧番レイパパレと揃い、馬券的な魅力を求めることは無理があるものの、珍しくレースそのものは楽しめるレースになりました。
この4頭では、⑦番コントレイルをトップの扱いとします。
ジャパンカップでは、アーモンドアイに負けはしましたが、3000メートルの菊花賞での激闘の後で、よくぞ2着を確保したと思います。
4歳を迎えて更に充実した模様で、この条件ならグランアレグリアより上位に評価します。
そのグランアレグリアは、安田記念でアーモンドアイを問題にしなかったように、とてつもない底力があることは間違いありません。
スプリント、マイルのGⅠに加えて中距離でのGⅠ制覇となれば、(好きな言葉ではありませんが)まさに歴史的快挙ではありますが、コントレイルがそこへ立ち塞がると考えてはいます。
サリオスは、前走のマイルCSでは、内目を先行して卒なく乗ったグランアレグリアに0.4秒差をつけられて5着と敗れましたが、大外から長くいい脚を使い続けた最速のタイムには見所十分でした。
もっとも、成長力のあるハーツクライ産駒ということで、3歳時にははっきりしていたコントレイルとの差をどこまで詰められるかというところだと思います。
レイパパレは、未知の魅力で、秋華賞には出走できていたら3冠馬デアリングタクトとどういった勝負になっていたか、想像してしまいます。
主戦の川田将雅騎手が、まだまだ課題があるという指摘ですが、4歳馬でまだ5戦のキャリアなら当然のことで、このメンバーを相手にどういったレースをするのか興味は尽きません。
ということで、いつもとは違い馬券から外れての評価をしてきましたが、何が起きるかわからないのが競馬ですので、穴をあけるとしたらということでは⑨番クレッシェンドラヴを挙げておきます。
朝からの降っている雨の量が増えればという条件つきですが、ステイゴールドに、母父がサドラーズウェルズの血統から重馬場は鬼といえます。
実際、重馬場では2戦2勝していますし、小回りの福島コースを得意としているので、阪神でも内回りで、主力の4頭がしのぎを削るすき間を縫って、なんとか馬券圏内への突入できれば・・・と思います。
馬券のまとめ
⑦番コントレイルを1着固定に、⑨番クレッシェンドラヴを絡まて
⑦→⑨←→②⑧⑫
の3連単と
頭までの期待は厳しいので、
⑦-⑨を本線に、
⑨-②⑧⑫
の馬連を購入して、迫力のあるレースを楽しもうと思います。