GⅠ昇格でレベルが高くなり、実績のある上位人気馬が安定していて、波乱は望みにくいレースです。
上位人気馬は、内側から③番ブラストワンピース、④番ワグネリアン、⑤番ラッキーライラック、⑧番ダノンキングリー、⑫番クロノジェネシスの5強といった構図になっています。
残念ながら、この5頭で決まってしまうかもしれませんが、夢の万券ゲットとしては、競馬に絶対はないという信念で、なんとか穴馬を探すことにします。
13年以降、関東馬が全滅というデータに目をつぶって、2頭を選びました。
共に(偶然ですが)堀厩舎の所属馬で、まずは②番サトノソルタスです。
前走は、前哨戦としてこのレースと相性のいい金鯱賞2着。
勝ったサートゥナーリアには完敗でしたが、この馬がここに出走していたら間違いなく1番人気に評価されていたと思う現役最強馬です。
先行力もありますので、3番手当たりから直線粘りを発揮すれば馬券圏内は可能だと思います。
もう1頭は、⑩番ジナンボー。
① 番ロードマイウェイと⑦番ステイフィーリッシュも逃げ候補となりますが、
この2頭が控えてくれれば、楽にハナをとれますし、2~3番でも十分に競馬はできます。
前走の小倉大章典では、前半36.3秒で先行と、みための数字は決して速いペースのものではありませんが、この時の小倉コースは馬場が荒れていて修正タイムが3F換算で0.7秒もかかっていました。
距離適性は高く、休み明けで体重が20キロ増をひと叩きした上積みもあります。
当日9時現在は、ブービー人気ですので、有力馬が中段で牽制しあってくれれば、レース展開の助けを借りて馬券圏内に突入ということを期待します。
有力馬の中では、まずは⑤番ラッキーライラック。
確かに、前走の中山記念では、今回1番人気の⑧番ダノンキングリーに後塵を浴びた形になっていますが、この時より斤量が1キロ開くこと、レースの上りは同じ34.2秒で、デムーロ騎手が脚をはかった騎乗をしていたように思います。
叩き2戦型というのも、いい材料だと考えられます。
ダノンキングリーも、もちろん有力候補なのですが、ベストは1800メートルのような感じがします。
斤量とレース展開含めて、前走の中山記念は、勝手くださいというレースだったので、今回はその分すき間を感じます。
距離でいえば、③番ブラストワンピースは、内回りの2000メートルは若干短い印象を受けます。
小回りの札幌記念を勝っていますし、ダメという意味ではありませんが、追って追って伸びてくるタイプなので、4歳のとき勝った有馬記念のようなレースがベストだと思います。
距離適性でいえば、⑫番クロノジェネシスで、コースは違うものの秋華賞が完勝の内容でした。
この馬は、道中折り合えるかどうかがすべてなので、最外枠だけが気になる材料ではあります。
折り合えたら、このメンバーでも突き抜ける力は一番だと思います。
馬券のまとめ
夢の万券ゲットとしては、②番と⑩番の馬券圏内を期待して、
上位人気の有力馬5頭に、南アフリカの若きエースといわれているヒューイットソンが騎乗する⑨番マカヒキまで含めて、
② 番→③④⑤⑧⑨⑩⑫番
⑩番→③④⑤⑧⑨⑫番
の3連複と
馬単は、
② 番=③④⑤⑧⑨⑩⑫
⑩番=③④⑤⑧⑨⑫
を購入します。