1番人気が不振を極める一方で、実勢のある重ハンデ馬が好走して、配当の妙味があるレースです。
しかも、降雪の影響で2日ほど順延しての実施となりました。
このレースのポイントは、⑨番リアンヴェリテの存在です。
この馬が出走すると、必ずといっていいほどハイペースになります。
前走のみやこステークスも、超ハイペースになり、先行馬が総崩れ状態の結果となりました。
今回は、逃げ候補の⑪番テンペリオンが番手からでもいいという関係者からのコメントと、枠順が変更になり内外が逆になりましたので、それほどには異常なペースにはならないと思います。
ですから、逃げればしぶとい、この馬の狙いもたちます。
直線が平坦なコースで実績があり、急坂の中山コースはマイナス材料ですが、前走のレースで鍛えられたこと、「前走から斤量が増える57.5キロ以上」が穴を演出するデータからも後押しできます。
リアンヴェルテが引っ張る速いペースの先行ブループ直後からレースを進める⑦番コマビショウは、「距離短縮となる前走2000メートルの仁川ステークスで善戦した馬の巻き返しが穴」というお宝データから期待できます。
ここ5年勝ち馬が、JRAの1900メートル以上で連対実績があるということデータにも当てはまります。
もう1頭は、④番レピアーウィットを挙げておきます。
砂を被るとやる気をなくすタイプで、当てにはしづらい反面、力を出し切れれば条件戦ながら、大差のぶっちりぎり勝ちという実績もあります。
前述の2頭が関西馬なので、少し矛盾した話しにはなりますが、この2日延長というのは、地元の関東馬にとって有利に働くのではないかと(まあ、あくまでも推定ですが・・・)思います。
550キロの超大型馬の一発に賭けてみたいと思います。
馬券のまとめ
上位人気馬では、ダート戦はすべて馬券圏内と安定している⑫番スワーヴアラミスと、先行力のある①番ワイルドカード、それに前走初ダートで2着と好走して②番クリンチャーを選択し、
④=①②⑫
⑦=①②⑫
⑨=①②⑫
の馬単マルチ
④→①②⑦⑨⑫
⑦→①②⑨⑫
⑨→①②⑫
の3連複
④⑦⑨
の馬連ボックス
で波乱度の高い重賞が荒れることを期待します。