幾度となく位置づけが変わり、GⅠに昇格した大坂杯の前哨戦となったのはここ3年だけですが、「前走GⅠの4歳馬」が強いレースとなっています。
というまでもなく、GⅠ2勝、前走の有馬記念2着の⑥番サートゥルナーリアが中心視できます。
もっとも、ダービー4着と秋天皇賞6着ということで、左回りというより、持続力勝負の適正に疑問が残り、今回背負う58キロに隙が出れば、頭を外すことは想定できます。
その際に浮上してくるのは、⑩番ロードマイウェイでしょうか。
この馬は、現在、1勝クラスから前走のGⅢまで5連勝中。
サートゥルナーリアとは逆に、持続力勝負型で中京コース向き。
確かに、ルメールが、この馬ではなくサートゥルナーリアを選んだことはマイナス材料です。
但し、次回の大坂杯へ向けての勝負度合いを考えてという解釈をすれば、この馬の頭があってもいいかなと考えます。
穴では、④番ダイワギャクニー。
この馬は、OP特別は5勝ですが、重賞は10戦して3着が1回あるだけです。
かつて、ヤマブキオー(って、知ってる奴ほとんどいないよぉ~)という、重賞では今イチなのですが、オープン戦になると、やたら強い馬がいました。
しかし、ヤマブキオーも、年齢を重ねてから重賞競走も勝っていきましたので、ダイワギャニーにも、そんな馬タイプになってほしいと思います。
もちろん、それだけで狙いは立ちません。
前々走のジャパンでは、レース前から、陣営からハナ宣言をしていました。
この宣言をすると、実際のレースでは逃げられないケースが多いのですが、
馬場が悪い中、前半60.3秒で逃げて、最後は力尽きたものの0.7秒差の6着と粘っていました。
これだけのパフォーマンスができれば、今回は馬券圏内まで健闘できると思います。
本日9時現在、単勝オッズ20.8倍で8番人気。
この馬を万券ゲット馬として推薦します。