同じ舞台で行われたGⅠの阪神JF出走組が中心のレースです。
今年も、5頭が駒を進めていて、これらが有力視できます。
当時1番人気だった⑥番ナミュールは、出遅れた上に終始馬場の悪いインコースを通らされ、最後は上がり最速の脚を使って0.2秒差の4着まで押し上げてきました。
ということで、負けて強しの印象で、ここであっさり勝っても何の不思議もありません。
勝った③番サークルオブライフは、ミルコ・デムーロが、1番人気の弟に発奮して、渾身の騎乗だったと私の目には映りました。
ここは、本番の桜花賞へ向けて、若干の緩み?はあると考えます。
ところで、この2頭は共に、直線勝負の差し馬タイプです。
この手のレースは、ともすれば実力の比較で検討してしまいますが、競馬である以上、「レース展開」は常に念頭に置いておく必要があると考えます。
そして、全体を見渡すと、逃げ・先行馬がほとんどいません。
逃げ候補の②番ジャマンの関係者も、「逃げにはこだわらない」というコメントです。
但し、枠順的にも逃げると思いますし、前走は距離が長い印象でしたが、デビュー戦では今回と同じコースで逃げて、馬場の悪い直線で上がり最速の33.7秒で快勝した内容は評価できると思います。
阪神JFで3着の⑨番ウォーターナビレラは、緩みのないペースを早めに先頭に立つというきつめの展開になりました。
先行力がありますので、1,2着の馬より、今回は有利な展開になると思います。
別路線の人気薄では⑩番ラリュエルが、前走クイーンカップでは直線で行き場所を失い0.4秒差の4着と敗れましたが、最後の伸び脚は目立っていました。
この馬も先行力がありますので、レース展開から期待できます。
馬券のまとめ
狙いが立つのは人気馬ですので、3連単を購入します。
頭は、ナミュールとウォーターナビレラ
⑥⑨→②③⑥⑨⑩⑭→②③⑥⑨⑩⑭
単騎の逃げがハマればということで、ジャマンから
②=③⑥⑨⑩⑭の馬単マルチと
②→③⑥⑨⑩⑭の3連複
を押さえます。