今年は、阪神内回りコースで行われるということがポイントになりそうです。
2度の急坂と、ルメール騎手もコメントしているように、阪神の内回りコースでは3コーナーから動いていかないと間に合わないということ、人気の③番タイトルホルダーが瞬発力勝負では分が悪いタイプで、前走のセントライト記念では直線まったく追えなかったことからも、今回は仕掛けを早めることが予想されます。
こうした状況を考えて、いい脚を長く使えるタイプの⑤番レッドジェネシスに期待します。
この馬は、4走前に阪神コース2400メートル戦でロングスパートを使って圧勝した実績があります。
ダービーでは、名手?横山典騎手が、とんでもない最後方に構え、直線で上がり33.7秒で猛然と追い込んできましたが11着に敗れました。
前走の神戸新聞杯では、重馬場の鬼である⑭番ステラベローチェとタイム差ない2着と好走、ここへ駒を進めています。
「デビュー当時から川田騎手が教え込んできたことが、今になってつながっている」という友道調教師のコメントからも、ここは頭から狙えると思います。
神戸新聞杯組では、⑭番ステラベローチェが1番人気に押されていますし、安定した実績から軽視はできませんが、得意な不良馬場を快勝した反動がなければいいのですが、追い切りで遅れたことが気になります。
また、3着だった⑩番モンデディオは、主戦の池添謙一騎手が、弟の池添学厩舎といえども⑰番ビィクティファルスを選んでおり、人気面では面白いと思っていたのですが、そこが引っ掛かります。
ちなみに、池添学厩舎からは⑧番エアサージュもエントリーしていますが、謙一騎手はこれも選んでいません。
セントライト記念組では、勝った②番アサマノイタズラは、まさにハマった感じということでフロック視されていて、逆に、直線前が詰まった不利があったということで、13着に敗れた③番タイトルホルダーの方が、春の実績からも上位の人気になっています。
終わってみれば、前走の着順通りの結果だったということはありますが、スタミナ勝負になれば、やはり③番の方に分があるようです。
後は、牝馬が強い時代に2キロ差を活かした場合、古い格言にもある紅一点で⑪番ディヴァインラヴ。
また、これだけスタミナ勝負ということが叫ばれて、騎手も最後の直線を意識し過ぎた場合、津村騎手のコメントから大逃げではと思える①番ワールドリバイバルの大番狂わせには注意が必要だと思います。
馬券のまとめ
⑤番レッドジェネシスを信頼して、この馬の頭固定で
⑤→①②③⑩⑪⑭⑰
3連単で勝負します。