このレースを迎えると思い出されるのが、昭和53年、予後不良でこの世を去ったテンポイントの雄姿です。
当時は、完全な東高西低の勢力分布で、関西の馬が新聞紙上で賑わうようにと名付けられたのがテンポイントという馬名でした。
前年の有馬記念で、天馬トウショウボーイとの壮絶な一騎打ちを制し、欧州へ遠征するために、暫く観ることができない関西のファンのために、その雄姿をひと目見てもらおうというオーナーの気持ちが裏目に出てしまう結果となりました。
当時、まだ純真無垢な青年?だった私でも、極寒期に66.5キロの酷量は無理かな、とは感じていました。
雪がちらつく淀の4コーナー手前だったと記憶しています。
そこで、テンポイントは力尽きて崩れ落ちました。
あれから48年、今年狙うのは⑦番ファミリータイムです。
このレースは菊花賞で好走した4歳馬が活躍するということで、まずは、再先着した⑥番ゲルチュタールが有力視できます。
但し、1番人気は確実ですので、少し捻って(と言っても2番人気ですが・苦笑)菊花賞で不利がありながら、ゲルチュタールとは0.2秒差で7着、ハンデは3キロ軽くなるなら、⑤番コーチェラバレーの逆転も可能だと考えています。
ということで、1・2番人気で堅そうな感じですが、これに割って入ることを期待してファミリータイムということです。
今年のメンバー構成では差しタイプが多く、レースのペースは落ち着くとみています。
陣営のコメントにもあるように「ポジションを取りにいっても脚が使えている」というのは大きな武器になるはずです。
前走で休み明けをひと叩きしてガス抜きもできたようですし、ハンデ戦なら勝負になると期待しています。
