このレースを迎えると思い出されるのが、昭和53年、予後不良でこの世を去ったテンポイントの雄姿。
当時は、完全な東高西低の勢力分布で、関西の馬が新聞紙上で賑わうようにと名付けられたテンポイントという馬名でした。
前走の有馬記念で、天馬トウショウボーイとの壮絶な一騎打ちを制し、欧州へ遠征するために、暫く観ることができない関西のファンのために、その雄姿をひと目見てもらおうというオーナーの気持ちが裏目に出てしまう結果となりました。
当時、まだ純真無垢な青年?だった私でも、極寒期に66.5キロの酷量は無理かな、とは感じていました。
雪がちらつく淀の4コーナー手前だったと記憶しています。
そこで、テンポイントは力尽きて、崩れ落ちました。
それから、約46年。
競馬の様相も随分と変わってきました。
若い人や女性が多くなり、競馬新聞見ないで、スマホ片手の人が多いですね。
まあ、競馬の楽しみ方は様々です。
前置きが長くなりましたが、重賞お宝データから、菊花賞5着以内の馬は3頭とも連対しているということから、⑭番ショウナンラプンタに注目すると、その菊花賞でも勝ちに行って0.4秒差4着から有力視できます。
⑦番ホールネスも、エリザベス女王杯をキャリア7戦目、2番人気で3着と好走し、先行できて末脚もしっかりしているタイプで、この馬も有力視できます。
人気薄では、ここで2番人気に押されている⑬番ヴェローチェエラとの比較で、比叡Sで2キロ差あり0.1秒差だった①番マイネルエンペラーが、今回は同斤量となり、最内枠からの粘り込みで馬券圏内が期待できます。
そして、もう1頭が⑫番サリエラです。
4走前のダイヤモンドSで、55.5キロの斤量を背負いながら、テーオーロイヤルと叩き合い、2着に敗れましたが、タイム差ないところまで粘り切った能力は見どころ十分でした。
距離はもっと長い方がいいですが、左回りの方がパフォーマンスは上がります。
ここ3戦右回りで成績を落としていますので、その分人気も相当落ちていますので、ここでの一発に期待したいと思います。
馬券のまとめ
(自信度:A)
⑦⑭番2頭軸の3連複総流しバクダン作戦
と
①=⑦⑭の馬単マルチ
①⑦⑫⑭ボックスの3連単
で勝負します。
加えて、
⑫番からの馬単マルチ総流しバクダン作戦
で道楽します。