桜花賞を差す形で快勝した⑦番ステレンボッシュは、この大舞台での乗り替わりは決してプラス材料ではありませんが、能力的に中心視できます。
近年、桜花賞組が強く、⑭番ライトバック、⑬番スウィープフィート、②番クィーンズウォーク、⑫番チェルヴィニアが、人気になっていますし、馬券的にも軽視はできないと考えています。
但し、ライトバックは折り合い面での不安、スウィープフィートは、デビュー戦が1200メートルからの始動だったことで長距離に対する疑問符、クィーズウォークは、不器用なタイプで最内枠をどう捌くか、チェルヴィニアは、本調子になかったとはいえ、桜花賞で13着と破れているにもかかわらず、2歳時のパフォーマンスとルメール騎手で2番人気まで上がっています。
人気薄の馬が付け入る隙はあると思っています。
その筆頭は、フローラS勝ちの⑩番アドマイヤベルです。
この馬は、馬場のいい状態で切れる脚を使えるタイプ、しかも操縦性が抜群ということで、まだ4歳春の牝馬による長距離戦には心強い要素です。
次は、⑰番タガノエルピーダで、牡馬相手の朝日杯FSで3着の経験と、前走の忘れな草賞では、すんなり好位につけて最速の上がりタイムで快勝しました。
但し、川田騎手からの乗り替わりと、枠順が外過ぎた点はマイナス材料と考えています。
3連勝と勢いに乗る⑤番コガネノソラは、ここにきての充実振りが素晴らしいですが、少し穴人気になり過ぎ感はあります。
今年、最大の惑星は③番エセルフィーダと考えています。
この馬は、前走で1勝クラス、しかも牝馬限定戦を勝ったばかりで、GⅠクラスでの力関係では疑問視されています。
しかし、デビュー当時から、関係者はオークスを意識していたようで、4戦すべて2000メートル戦を使ってきたことで、レース適正はかなり高いことが期待できます。
しかも、賞金的に出走が微妙な中、腹をくくって、フローラSの出走を見送ったため、フレッシュな状態で望むことができたようです。
心配なのは、父である調教師も言っているように、武藤雅騎手が平常心で騎乗できるかどうかです。
武藤騎手が、枠順を活かして、いい位置のポケットで脚を温存できれば、直線伸びてくることも夢ではないと考えています。
馬券のまとめ
③=②⑤⑦⑩⑫⑬⑭⑰
⑩=②⑤⑦⑫⑬⑭⑰
の馬単マルチ
と
③→②⑤⑦⑩⑫⑬⑭⑰
⑩→②⑤⑦⑫⑬⑭⑰
の3連複
加えて、ダブル的中を期待して
⑦(1・2着)→②③⑤⑩⑫⑭
の3連単も購入します。