大井競馬の怪物といわれたハイセイコーが鳴り物入りで中央入りした頃から競馬に親しんでいるオールドファンとしては、地方馬をどうしても応援したくなります。
1999年のメイセイオペラ以来の地方馬による戴冠に期待していますし、
超一流馬が不在の今年なら、そのチャンスはあると考えています。
ということで、まずは、無敗で地方の3冠を達成した③番ミックファイアということですが、スピード的にも軽い馬場の方が向いているようで、砂が重くなった前走の東京大賞典では惨敗でしたが、今回の方が走りやすいと考えます。
但し、今回レース展開を考えた時、地方馬①番イグナイターは、このコースでは絶対的に不利な最内枠を引いたので、間違いなく出していくはずです。
となると、スタートも二の足も速い⑮番ドンフレンキーとのハナ争いが熾烈になり、この2頭にムルザバエフが騎乗する④ドゥラエレーデ、初ダートで砂を被りたくない⑦番ガイアフォース、もとろんルメール騎乗の⑤番オメガギネスと、力のある馬同志の先行争いに絡むことは予想されます。
その中での③番枠は、相当なプレッシャーを受けることになり、鮮やかな勝ち方をしてきたミックファイアにとっては、かなりの試練となりそうです。
ということで、この馬を見捨てた?御神本騎手が選んだ⑫番スピーディキックに夢を託します。
この馬は、昨年も出走して1.0秒差の6着でした。
直線で脚を余す不利があったという評価ですが、そこまでの脚はなかったと思います。
但し、初となる芝コースでのスタートや、中央でのペース、なによりコースを経験できたことはプラス材料だと考えます。
また、当時は明け4歳だったことから、今回は充実期を迎える5歳馬で、この馬自身の成長もあるはずです。
先行争いが厳しくなる中、中段で脚をためて直線で弾けてもらいたいものです。
中央勢では、なんといっても⑤番オメガギネスです。
前々走のグリーンチャンネルカップでは、直線持ったままで抜け出し、2着に0.6秒差の圧勝。
この時点で、フェブラリーステークスは、この馬で仕方ないと感じました。
前走は、戸崎騎手の油断からか2着に敗れたためか、今回はルメールおじさんに乗り替わり、万全?の体制というところでしょうか。
この馬には適わないと思いますが、いわゆる複穴ならということで⑨番ペプチドナイルを挙げておきます。
1700メートル以上しか使われていませんが、前走1800メートル戦では、道中折合に欠けている走りで、距離短縮は間違いなく、いい方向になると考えています。
前々走でもOP特別ではありますが、先行策から上がり最速で快勝しています。
いい位置から差す競馬ができるようになっているので、内枠に入った先行勢を見ながらレースをするには絶好の枠順を引いたと思います。
馬券のまとめ
⑫番スピーディキックから馬単マルチ
と
⑤⑫2頭軸3連複による総流しバクダン作戦
⑤番が勝って、2・3着に⑨番が飛び込んでくる
⑤(1着固定)→⑨(2・3着)での3連単総流しバクダン作戦
夢はでっかく
⑤⑨⑫3頭ボックスの3連単
を購入します。
もちろん、個人的には
⑫番スピーディキックの単・複もです。
《追伸》
2002年に益田競馬場が廃止となり、御神本騎手が新天地を目指して移籍してきました。
個人的なことで恐縮ですが、その頃、自分も人生のドン底にあり、ナイター中継で彼の機敏な騎乗振りに、勇気をもらったことが蘇ってきます。
あれから20年余が経ちました。
中央の晴れ舞台で、御神本!騎手の輝く姿を、ぜひとも見たいものです。
御神本!
突き抜けろ☆彡