大混戦ムードで、前走でも逃げて好走した馬が揃いっています。
関係者からは「決して逃げなくても」というコメントがあり、前哨戦ということで各馬が折り合いに専念すると得てして前残りという結果も考えられますが、気性的なものあるようで、レース展開は微妙です。
人気上位馬にも死角が目立ちます。
まず、1番人気(当日8時現在)の④番ベラジオオペラは、勝ってきた2戦がワンターンで、しかも前半がスローペース。
今回の流れで戸惑う可能性は考えられます。
2番人気の⑮番セブンマジシャンは、大箱向きの脚質に加えて、短期間に3度目となる長距離輸送が不安材料です。
3番人気の⑩番ホウオウビスケットは、前走の内容は底力のあるものですが、関係者の「逃げなくても大丈夫だが、危うい気性も内包しているので期待不安が半々」というコメントは不安を感じます。
4番人気の⑪番オールパルフェも、「スピードの違いでハナ切る形にはなっているが、他が行けば控える形でもししょうなくできる」という関係者のコメントはあるものの、4戦すべてが逃げてのものということと、この馬は既に獲得賞金は満たされているので、ここでの目イチは考えにくいと思います。
という状況の中、枠順や人気面も加味して⑭番パクスオトナニカを狙います。
通常なら、中山1800メートル戦は、圧倒的に内枠が有利となりますが、今回のようにレース展開が紛れそうなことと、前日の雨で馬場が悪化していることもあり、馬群の中で揉まれにくい⑭番枠はプラス材料になると思います。
確かに、ここ3戦は逃げる形ですが、デビュー戦は好位からの競馬でしたし、今回と同じ舞台を経験していることは心強いと思います。
横山武史騎手に捨てられた?ことは気になりますが、混戦での手綱さばきなら鞍上の田辺裕信騎手は頼りになります。
馬券のまとめ
⑭番から抜け目を期待しての馬単総流しバクダン作戦で勝負します