⑥番ソダシが、1番人気(当日7時現在)に押されています。
ソダシは、芝のマイル戦では4戦無敗、しかも3戦はGⅠと完璧な実績を残しています。
但し、GⅠはすべて牝馬同志の闘いだったということと、前走の府中牝馬Sで、岩田康成騎手の渾身の騎乗があったとはいえ、イズジョーノキセキあたり(失礼)に、完全に抜け出したところを、ゴール前差されたことには、
?マークが残ります。
もっとも、競馬にはよくあることで、それだけでマイナス材料にはなりませんが、一番問題なのは、このレースの道中のペースです。
⑫番ホウオウアマゾンなどが逃げ候補だと思いますが、どの馬がハナを切っても速いペースになるとは考えにくいメンバー構成です。
となると、その直後につけるソダシへは、その後ろの有力馬にとってマークしやすいレース展開になると考えられます。
有力視できるのは、人気でも⑤番サリオスと、④番シュネルマイスター。
前者は、どちらかというと決め手は今一歩でしたが、前走では上がり最速でゴール前の伸び脚は目を見張るものがありました。
ハーツクライ産駒が、ここにきて本格化といった感じです。
後者は、昨年の同レースではグランアレグリアから0.1秒差、今年の安田記念でも2着と好走と実力的に文句をつけようがありません。
前走のスプリント戦は、極めて不利は枠から道中挟まれることもあっての敗戦で、まったく問題ありません。
実力のある馬にカタカナが騎乗するわけで、万全に近い状態になってしまって、万券ゲットには厳しい感じです。
なんとか、こじ開けてもらう馬としては、⑪番ソウルラッシュを考えていましたが、微妙な天気予報もあって、重馬巧者の評価もあって4番人気(当日7時現在)になっています。
時計面に課題があった馬で、前走これを払拭し、同じ舞台となるマイラーズCでのパフォーマンスから有力視はできます。
人気薄では、まずは⑦番ジャスティンカフェを挙げておきます。
この馬は、2,3勝クラスを連勝した後、エプソムカップでは着差のない4着と健闘し、毎日王冠でもサリオスの2着、しかもこの4戦はすべて上がり最速タイプを記録しています。
1800メートルよりは、マイル戦がベストで、2勝クラスでは今回と同じ舞台での勝利というのは心強いものがあります。
大穴としては、⑫番ホウオウアマゾンを狙います。
あいにく?天気予報が外れそうで、スタート時刻まで雨が落ちてこないようです。
重馬場になれば鬼に金棒と思っていたので残念ですが、10歳になる⑭番ベステンダンクがズブくなっているので、余程のことがない限りハナを主張することができると思います。
3歳時だった昨年の同レースでは、逃げて上がり33.7秒で0.4秒差の5着と健闘していて、今回よどみのないペースで先手を奪えば、ソダシやウインカーネリアンの早仕掛けがなければ、粘り込むチャンスはあると考えます。
前走、1400メートル戦を使っているのは、そうしたペースで押し切ろうという作戦の布石ではと想像しています。
馬券のまとめ
今回は、少し変則的になりますが、
⑦番ジャスティンカフェからは、有力視している馬に差しタイプを加えて
⑦=①④⑤⑪⑫⑮
⑫番ホウオウアマゾンからは、先行タイプを加えて
⑫=②④⑤⑥⑪⑮⑰
有力2頭からの
④→①②⑤⑦⑪⑫⑮⑰
⑤→①②⑦⑪⑫⑮⑰
の3連複も購入しておきます。