スーパーGⅡと呼ばれるように1着賞金も高く、そうそうたるメンバーが揃いました。
もっとも、実績のある馬ほど、大目標は秋のビックレースでしょうから、その点がポイントになってくると考えます。
レース展開からみると、③番パンサラッサの逃げに対して、同厩舎の⑪番ユニコーンライオンが競ることはないでしょうし、⑩番ソダシも距離を考えて好位での折り合いに努めることになります。
問題は、同型の④番ジャックドールですが、「ハナでなくても大丈夫。秋に向けて好レースを期待。」という関係者のコメントにもあるように、レースの引き出しを増やすためにも、逃げ一手でなく、2~3番手かれでもレースができるように経験をさせるはずです。
ということで、前回のように出負け気味だと厳しくなりますが、普通のスタートを切れば、まさに一人旅が期待できます。
ジャックドールも、前走は明らかに5連勝の疲れが残っていたようですので、一息入れた今回は巻き返せると考えます。
1番人気に押されている⑩番ソダシは、気性面での成長が著しいようですが、昨年のこのレースを勝っているとはいえ、今回は道中のペースも違ってきますので、ベストのマイル戦までのパフォーマンスは発揮しきれないとみて押さえという評価です。
既に7歳馬になっていますが、同じ洋芝の香港コースで好走してきた⑥番グローリーヴェイズが、パンサラッサのハイペースに先行馬が苦しむようだと差し場が生まれてくると考えます。
人気薄で期待したいのが⑨番ウインマリリンです。
前走の宝塚記念では、先行策から勝ちに行く厳しい流れで、1.1秒差の7着と敗退しています。
もっとも休み明けで本調子にもなかったようで、このひと叩きで調子は挙げてきた模様です。
GⅡ3勝の実績があり、その中には日経賞やオールカマーなど2000メートルを超える重賞で勝っていることで、タフさが求められる馬場になっていることはプラス材料です。
(注:雨による重馬場になったら割引きです)
輸送に弱いタイプですので、今回のような滞在競馬なら100%自分の力は発揮できます。
後は、重賞お宝データから函館記念6着(当時2番人気)の⑫番アラタ。
不得手の左回りを57.5キロで快勝した⑬番レッドガラン。
更には、前残り競馬になったとき、一昨年の宝塚記念2着でみせた粘り強さが発揮できれば⑪番ユニコーンライオン。
このあたりが馬券圏内の3着に突っ込んできたら面白いと思います。
馬券のまとめ
③④⑨→③④⑥⑨→③④⑥⑨⑩⑪⑫⑬
の3連単フォーメーション
と、
⑨=③④⑥番馬単マルチ
で勝負します。
更に、ダブル的中を期待して
⑨→③④⑥⑩⑪⑫⑬
の3連複も購入しておきます。