これだけのハイレベルなメンバーが集まり、テンからレシステンシアが引っ張る流れになると、底力が要求されるタフな競馬が予想されます。
普通に考えるとそうですが、ひとつ気をつけておくことは、レシステンシア以外の有力馬は、すべて中段以降に構えるタイプだということです。
しかも、レシステンシアにはルメールが騎乗するため、もちろんスローはないでしょうが、絶妙なペースで逃げると思います。
ですので、レシステンシアにとっては、枠順としても前走とは異なり絶好のレース展開が望めるとは思います。
但し、その前走が重馬場の桜花賞ということで、その反動は心配です。
現に、直前の販路での追い切りで、最終1F13.7秒は気になります。
今回は輸送もあるので、関西の牝馬は全滅という重要お宝データからも押さえの評価にしました。
人気薄のところでの狙いとして、タフな競馬になった場合は、⑧番サクセッションと⑱番ウイングレイテスト、ある程度落ち着いて流れになれば、⑤番シャインガーネットが面白いと思います。
まず、サクセッションは前走スプリングステークスからの距離短縮がプラス材料になります。
このレースでは、前半スローに流れましたので、向こう正面から長くいい脚を使って3着まで押し上げてきました。
2013年に勝ったマイネルホウオウがこのパターンで、奇しくも馬番も同じ⑧番でした。
持ち時計も1分33秒台があり、高速決着は望むところです。
ウイングレイテストは、前走のニュージーランドトロフィーが、絶対的に不利な⑯番枠から外々を回らされ、更に4コーナーで勝ったルフトシュトロームと接触して外へはじかれるという致命的は不利を受けながら0.1秒差3着まで脚を伸ばしてきました。
負けたフルトシュトロームが、無敗でレーン騎手ということもあり、3番人気に支持されテイル比較からも、単勝21.3倍の8番人気は魅力です。
現在もっとも勢いのある若手ジョッキーの息子の横山武史が騎乗で、先程のサクセッションの親子対にとなるというのも興味が沸きます。
この2頭は、道中脚を溜めて直線勝負に賭けると思いますが、先述したように、落ち着いて流れになればシャインガーネットに出番があると考えます。
この馬は、どうも左回りが得意のようで、桜花賞はパスして、ここへ目標を置いていた節があります。
前走にも左回りのファルコンステークスを選択しています。
この枠順なら、無理をしないである程度のポジションが取れそうです。
逃げるレストテンシア、先行するプリンスリターンの隣の枠というのもいい感じです。
GⅠで思い切りのいい田辺裕信騎手も魅力で、狙ってみたいと思います。
人気上位馬では、なんといっても②番タイセイビジョン。
サリオスには完敗でしたが、朝日杯で2着を確保し、前走は、いかにもトライアル仕上げという状態で完勝でした。
後は、ニュージーランドトロフィー勝ち馬は大苦戦というお宝データがあり、府中のマイルではというキンシャサノキセキ産駒の⑭番ルフトシュトロームです。
この馬も前走では4コーナーで不利を受けての快勝していますが、正直なところでは、鞍上がレーン騎手では消し切れないというのが本音です。
本当に、乗れるカタカナ騎手は、穴党にとっては目の上のたん瘤です。
馬券のまとめ
ABC=XYZ作戦で
⑤=②③⑭
⑧=②③⑭
⑱=②③⑭
の馬単マルチ
⑤→②③⑧⑭⑱
⑧→②③⑭⑱
⑱→②③⑭
の3連複
今回は人気薄同志の⑤⑧⑱も
馬単ボックスにします。