このコースで行われたセントライト記念で勝利を収めている⑩番ガイアフォースが1番人気に押されています。
この時に破った相手が、次のl菊花賞馬で、しかも力で捻じ伏せた内容でしたので、当然有力視できると思います。
気になるのは、昨年もセントライト記念3着から菊花賞で2着し1番人気に押されたオーソクレースが圏外に敗れていることです。
厳寒期で仕上げが難しく、3ヶ月以上の休養明けの馬が苦戦傾向にあるとすると、今回も同様のパターンですので要注意とはなります。
2番人気の⑪番エピファニーは、4連勝と勢いがありますが、デビューからすべて1800メートル戦だけで、400メートル伸びる距離で、初の重賞戦はかなり厳しいと判断します。
3番人気の④番ノースブリッジは、左回りの重賞勝ちがありますが、右回りの方が向いているようで、加えて、ここにきて気性面での成長があることは心強い傾向です。
この馬も、3ヶ月振りがどうでるかです。
逃げたい⑤番バビットにとって、内枠③番シャムロックヒルの存在が微妙です。
隊列が決まれば無理な競り合いはないと思いますが、ジャムロックヒルにとってもハナが理想ですので、スタート次第ということになりそうです。
この2頭どちらが逃げても、番手になった方がどこかでハナを奪おうとすることが予想されます。
エピファニーやノースブリッジも前掛りで、長くいい脚を使うガイアフォースも早めに仕掛けるでしょうから、今回は、その直後から差してくる馬を狙いたいと思います。
まずは、⑧番エヒトです。
七夕賞はGⅢながら圧勝した内容なら、ここでも通用すると思いますし、3ヶ月を一度叩いたローテーションも好感が持てます。
穴なら⑭番ラーゴムに期待します。
エヒト陣営のコメントにあるように、「長くいい脚を使えるので七夕賞のように早めに動いて・・・」となると、この馬の末脚でも届くのではと考えます。
前走の金杯は、インコースの先行馬が有利だったレースの中、この馬は大外を回って9着ながら0.3秒差まで詰めてきました。
ダートを使い続けて久し振りの芝コースで、あれだけのレースができれば、レース展開次第では、一発があっても不思議ではありません。
芝重賞では、きさらぎ賞勝ちの実績があり、良でも力のいる馬場になっていること、今回の斤量は1キロ減となり、引き続きバシュロ騎手が騎乗しますので期待しています。
馬券のまとめ
馬券的には、まずは
⑭番ラーゴムからの馬単マルチによる総流しバクダン作戦
と
⑭→①④⑤⑥⑨⑩番
1番人気ガイアフォースとの配当から、ダブル的中を考えて
⑩⑭番2頭軸による総流しバクダン作戦
で勝負します。
押さえ的に
⑨番エヒトから
⑨→①④⑤⑥⑩
の3連複も加えて購入しておきます。