GⅡの重賞レースで、1・2番人気に8歳馬が支持されているというように、大混戦の模様です。
雨模様で、重馬場ということで①番マイネルウィルトス。
確かに重の鬼であることは間違いありませんが、前走が3600メートルのステイヤーズSだったことが、どうしても引っ掛かります。
また、⑫番ボッケリーニも重馬場での好走歴があり、ここ数戦は安定したレース内容ですが、イン突きのレース内容から、馬場状態が微妙な感じがさします。
もう1頭の8歳馬⑨番カラテも、重馬場は得意で、先行力もあります。
5ケ月振りで重賞での勝利実績もあり、冬馬がいいタイプではありますが、やはり寒い時期の7ケ月振りは気になります。
⑩番ラーグルフも強い相手の中山記念で2着と好走していますが、ここが5ヶ月振りとなります。
昨年勝った中山金杯に出走しなかったことが気になります。
④番ショウナンバシットは、重馬場での皐月賞では早めの進出で5着と粘り込んだレース内容から、やはり重馬場でのパフォーマンスに期待が集まっているようですが、どうして明け4歳馬のレベルが不安視されます。
⑪番チャックネイトは、大跳びでトリッキーな中山コースがどうかと思います。
②番クロミナンスは、前走上がり32秒台で勝ち上がってきたタイプが、このコース、しかも重馬場がプラスになるとは思えません。
そこで、紅一点③番モリアーナ。
横山典騎手が、東海Sに手塩にかけていた馬を捨てて?こちらに騎乗してきただけに狙い目かと思いますが、距離が伸びての折合い面に不安が残ります。
ということで、食指が動く馬が見当たりません。
いわゆる「見(ケン)」でもいいのですが、当時7時現在のオッズで最下位の人気ということも加味して、⑤番ホウオウリアリティに、僅かながらの期待を寄せます。
この馬も、2走前3勝クラスを不良馬場で勝ち上がっていますし、内によりも終始馬場の内目を走って粘り込んだのが印象的でした。
先行したのは、この時だけなのでなんとも言えませんが、このレースでは逃げ馬が不在ですので、思い切ったレースをしてレース展開に恵まれれば馬券圏内はあるかもということです。
馬券のまとめ
⑤番は馬券圏内ぎりぎりでしょうから、購入するのは、
この馬からの3連複総流しバクダン作戦です。