厳寒期における牝馬によるハンデ戦で、当然のように波乱含みの様相を呈しています。
加えて、荒れ気味の馬場状態に雨も降り、朝から重馬場になって、馬場の巧拙も結果を左右しそうです。
ということで、基本的には外差しの競馬になるという印象ですが、なにがなんでも逃げ馬が不在で、レース展開による紛れも十分に気を配りたいと思います。
人気どころでは、天皇賞で不利がありながら崩れなかった②番マリアエレーナ。
56.6キロのハンデ頭ですが、天皇賞でも56キロを背負っていて、小柄な馬ながら、重馬場も苦にしないということで、この馬自身は問題ないと考えます。
3勝クラスを鮮やかに勝ち上がり、オークスでも6着の実績がある⑪番ルージュエヴァイユは、じりじりと脚を伸ばすタイプでレース展開、そして血統的にも今回の馬場は合っているようで有力視できます。
穴目では、洋芝の2000メートル戦を勝ち上がり、堅実に末脚を使うタイプの⑫番フィオリキア、状態が今一歩ということですが、前走の新潟牝馬Sでも外をしっかりと伸びてきた⑥番ホウオウイクセルの差しタイプを取り上げます。
そして、レース展開を考えた場合、④番ビジンの「ハンデは50キロだし、雨予報でもあるので、そのあたりを生かせれば」という調教師のコメントから、あくまでも推測ですが、格上げ挑戦でもあり、思い切った逃げの作戦に出ると予想します。
となれば、⑬番アイコンテーラーが、その後に無理なく離れた番手を取る可能性が高まり、調教師のコメントにもあるように、「瞬発力勝負だと見劣るので、週末の雨予報もプラス材料」が活きてくると考えます。
馬券のまとめ
⑫=②⑥⑪⑬
⑥=②⑪⑬
⑬=②⑪
の馬単マルチ
と
⑫→②⑥⑪⑬
⑥→②⑪⑬
⑬→②⑪
の3連複
そして、
超大穴で、行った行ったの④=⑬馬単マルチ
の馬券も購入しておきます。