日本一美しいと評判の京都競馬場が、100周年の記念行事として、全面的な改装を行うということです。
その前に、改装前の姿を瞼に焼き付けておこうと思い、幸い関西での仕事が入ったこともあり、2月2日に出かけてきました。
京阪電鉄の淀駅で降りたら、目の前にスタンドが目に入ってきました。
何年か前に一度だけ訪れたことがありましたが、直線がほんと平坦だなぁと感じたこと以外には、あまり記憶に残っていませんでした。
予約しておいた指定席へ行く前に、まずは腹ごしらえということで、3階にある「麺どころ おおつき」で、京都といえばということで、にしんそばを食べました。
関西風のだしが効いた薄口しょう油の汁が、二日酔いで弱った胃袋に染み渡り、その後に口にした、ほどよい甘辛さに味付けされた肉厚のにしんが、なんともいえない気分にさせてくれました。
馬券の方は、「夢の万券ゲット馬」として狙った10番人気のセイウンコウセイが直線粘っていて、モズスーパーフレアとの行った行ったで決まるかと思った瞬間、アウィルアウェイなど後方の馬に差されてしまいました。
まあ、馬券は残念な結果には終わりましたが、スタンドで直線コースを眺めていると、サクラスターオーが勝利した1987年菊花賞での
関西テレビの杉本清アナウンサーによる名実況
「舞った!舞った! 秋の淀にサクラ(桜)が舞ったぁ~!」
の声が聞こえてきました。
ひとつの歴史が終わっていきます。
新しい淀の競馬場はどんな姿で登場するのか、完成したら足を運んでみたいと思います。