当日7時現在の1番人気は、⑩番オオバンブルマイと⑮番カルロヴェローチェの2頭が分けていますが、6.1倍と高い数字になっていることが物語るように、大混戦の様相と呈しています。
距離やコース適正、前走のレース展開での有利・不利はありますが、前走で勝った⑯番タマモブラックタイが12番人気という低評価の中、2着のカルロヴェローチェが1番人気というのは違和感が残ります。
Dレーン騎乗ということだと思いますし、騎手の力によって結果が異なることもありますが、ここはアグレッシブに攻めていけるチャンスが生じたと都合のいいように考えます。
⑧番セッションは、前走のアーリントンカップでは、流れの速い展開から、早めの仕掛けで⑩番オオバンブルマイに差されましたが、これはレース展開のアヤといえます。
2000メートルを中心に使われていましたが、適正はマイルにあり、血統的に重馬場は得意なはずです。
そのレースで番手から3着に粘った④番ショーモンも差はないでしょうし、この馬も重馬場はプラス材料になります。
牝馬は斤量面で2キロのアドバンデージがあり、この時期なら、それを活かしての好走が期待できます。
⑤番シングザットソングは、前々走のフィリーズレビューではHペースを好位から粘って勝利し、その前のエルフィンSでは、3着ながら最速の上がりを記録しています。
桜花賞は先行して0.8秒差7着と破れましたが、もう少し位置を下げて末脚を活かせば面白いと思います。
③番ウンブライルも、前走のニュージーランドTでは、不利な大外枠から上がり最速で0.2秒差の2着まで伸びてきています。
最後に、馬場状態によりますが、やや重までなら⑱番ダノンタッチダウンと取りあげておこうと思います。
前走は、直線で完全に止めてしまい最下位になっていますが、前残り決着となって朝日杯FSでは、最速の上がりで2着まで押し上げて実績は捨てがたいと思います。
逆に、重馬場以上になったら、先述のように、まったくの人気薄の⑯番タマモブラックタイの馬券的妙味が出てくると考えます。
馬券のまとめ
馬場状態によって変えたいところですが、現時点の買い目候補として
まずは、
伏兵同志の③④⑤⑧番ボックスによる馬単マルチと3連複
と、
伏兵の中で、牡馬では⑧番、牝馬では⑤番により気があるので、
⑤と⑧から=⑥⑩⑪⑬⑮⑯⑱番
※⑯番は重馬場要因
の有力どころへの馬単マルチ
で勝負します。