定年退職を期に、長年やろうと思っていた「ひと口馬主」を始めました。
昔・昔、その昔、女優の南田洋子さんが、その名もダイナアクトレスという馬をひと口で所有しているということを聞いていました。
その頃から興味はあったのですが、現役時代はまだ早いかなと思っているうちに、ここまできてしまったのです。
ということで、まずはSレーシングとS台クラブ所属の馬を1頭ずつ持ちました。
※実名でも問題ないと思うのですが、令和元年末日をもって脱会しましたので、
イニシャル表現とさせていただきます。
ネイビークロスという、ディープブリランテの産駒で、トウショウ牧場という我々世代には懐かしい響きが気に入り応募しました。
この馬がデビュー戦を迎えるまでは、牝馬ということもあって、ホント初恋のような気分を味わせてもらいました(笑顔)
初戦は、口取りの予約を入れて現地の中山競馬場で観戦。
パドックで撮影したツーショットは、フェイスブックでもアップしました。
そして、いよいよメイクデビュー戦。
スタートの行き脚はつかなかったものの、途中から追い上げて後半はなかなかいい脚を使ったので、次走以降期待したものの、結局は一度も勝つことができずに引退ということになってしまいました(涙)
「えっ、もしかして殺処分」
いやぁな気分になりましたが、クラブに確認したところ、名古屋の馬主さんが購入してくれたと聞いて、ホッとしました。
今まで長年に渡り競馬をやってきましたが、こんな気持ちになったのは初めてのことでした。
そして、もう1頭の牡馬は、たった1戦しただけで、気性難が解消されないということで登録抹消。
超残念な結果に終わってしまったのです(涙・涙・涙・・・)
ここで、引き下がっていけない。
一発奮起して、ひと口馬主の書籍に目を通したり、長年経験している知り合いからヒアリングをして、自分なりに研究をしたのです。
こうして迎えた第一次抽選ですが、結果的には、2頭とも応募多数で落選してしまいました。
クラブに確認したところ、40口のうち30口は今までの投資額が多い会員での抽選となり、最近の加入者は残りの10口だけが対象になるということでした。
であるなら、希望した馬に当たるということは、我々新参者にとってはかなり厳しい状況で、来年以降も同じことが続くということがわかったのです。
実際、希望した2頭のうち、第一希望は2番目の人気、第2希望も6番人気だったということでした。
落選は残念だけど、選び方はまずまずなのかなと、少しは自信にはなりました。
但し、応募できなければ、なんの楽しみにもなりません。
ということで、S系クラブは、自分にとっては相性が悪かったということで割り切り、家庭的なノルマンディと、新興勢力でこれからが期待できるワラウカド、この2つのクラブでひと口馬主生活を楽しもうと心を新たにしました。
以下には、「ひと口馬主」を始めた頃の様子と、現在の奮戦記をリアルタイムに記載していきます。
もしご自分も「ひと口馬主をやってみたいなぁ」という方がいらっしゃいましたら、参考になると思います。
ぜひ、読んでみてください。