株式投資では「知らない」企業には投資しない」という鉄則があります。
競馬も同じで、情報がふんだんにある重賞競走が、一般の条件レースよりも、〝勝負〟の度合いが一気に高まります。
その重賞競走は文字通り「賞を重ねてきた」歴史がありますので、過去から積み重ねられた、対象レースの「データ」が決め手となります。
よくみかけるものとしては、「過去10年間の重賞競走データ」です。
但し、ここで気をつけていただきたいのは、世の中に出回っているデータは、玉石混交で質のいいものと、よくよくみると質の悪いものがあるということです。
どういうことかというと、連対する候補は、「近走5レースで掲示板を外したことがない」とか「前走は勝ち馬から0・2秒以内」「重賞で連対実績がある」なんていうデータを真に受けると、一生懸命にデータ分析をしているつもりが、いつの間にか「人気になる馬」を結局は探していた……なんていうことが往々にして起きてしまうのです。
重賞競走のお宝データ
では、どうしたらいいのでしょうか?
夢の万券ゲットのためには
「人気馬が消える要素」と
「穴馬が狙える要素」
という切り口で重賞データを捉えるのです。
これを「重賞競走のお宝データ」と名付けました。
巷にあふれるデートとは異質の捉え方になっているので、万券ゲットのチャンスが増えます。
データの運用に際しては、
「人気馬には厳しく、人気薄には寛大に」
というスタンスが万券ゲットのコツになるということを強調しておきましょう。
追伸
「随分と都合のいい話しですね」という本命党の方からの突っ込みがありそうですが、コスト・パフォーマンスを考えると、株式投資でいうところの、「逆張り」を中心的な戦略として選んでいるということです。
まさに、「人の行く裏に道あり 花の山」です。