予想をした後、これはいける!と思ったら馬券を購入することになります。ここでも、しっかりとした戦略は必要となります。
万券ゲットマンとしては、2つの戦法を基本として馬券を購入しています。
ひとつが、「ABC-XYZ作戦」で、もうひとつが「総流しバクダン作戦」です。
ABC-XYZ作戦
今から47年前、競馬を始めた頃に君臨していたレジェンドの競馬評論家に、競馬の神様といわれた大川慶次郎さんがおりました。
この方は、パーフェクト達成など華々しい戦歴をもたれ、今の若い人でも結構知っている人(?)がいると思います。
もうひとり、AB-XY理論を唱えた宮城昌康さんという競馬評論家がおりました。
今回の戦術は、この偉大な先人である宮城昌康さんの肩に乗る手法になります。
当時は、枠連しかありませんでした。
だから、せっかく見つけ出した穴馬がいても、同枠に人気馬がいたら、その時点でジ・エンドです。
リターンが得られません。
ところが、時代は流れ、馬連・馬単そして、3連複、3連単という馬券まで登場しました。
これらリターンが期待できる馬券が存在する現在なら、穴馬を見つければリターンがストレートに期待できるわけで、もう少し生まれてくるのが遅ければと、宮城さんは草葉の陰で地団駄を踏んでいることと思います。
根底となる考え方は一緒です。
本命サイドと穴馬を結び付けて、投資パフォーマンスを上げていこうというものです。
枠連時代では、本命サイドの枠AとBを選び、穴サイドの枠XとYを選ぶ。
そしで、リターンが期待できるAからXとY、BからXとY合計4点で勝負するというものです。
買い目は、A-X A-Y B-X B-Y
となります。
現在は、馬連という心強い馬券がありますので、本命サイドから3頭、穴サイドから3頭を選ぶ方法が成り立ちます。
これが、ABC―XYZ作戦なのです。
基本的には、A,B,CからX,Y,Zへ馬連を計9点に加えて、X,Y,Zの1頭軸による3連複やX,Y,Zのワイドボックスなど、ケースバイケースで作戦ととることができます。
ほんと、いい時代になりましたね。
もちろん、的中すれば・・・の話しですけど(笑)
ABC-XYZ作戦のやり方
もう少しく詳しく、この作戦のやり方を説明します。
上位人気の馬から2~3頭
人気薄の馬から2~3頭を選びます。
人気薄の馬、つまりX,Y,Zは、
「6番番以下の人気もしく単勝オッズが10倍以上」の中から選択します。
そして、有力視されている上位人気の馬は、A,B,Cという印にします。
オーソドックスな印なら、◎〇▲と△△あるいは注
こんな感じすかね。
普通の購入馬券は、◎から〇▲△注
そして、タテ目の〇-▲を押さえる
という感じになると思います。
でも、これではパフォーマンス的には面白くないです。
では、どのような馬券を購入するか
まず馬連は、
X-A,B,Cの3点
Y-A,B,Cの3点
Z-A,B,Cの3点
の合計9点
それから、3連複は、
X-A,B,C,Y,Zの10点
Y-A,B,C,Zの6点
Z-A,B,Cの3点
の合計19点
もし、人気馬総崩れで、人気薄同志となったら悔しいので、X,Y,Zの3点はワイドで購入しておきます。
こんな感じですかね。
ところで、「A,B,Cの人気馬同志の組み合わせは買わないのか」って?
買いません。
何故かというと、パフォーマンが低いからです。
相場の格言でいうところの
「頭と尻尾はくれてやれ」
ということです。