23年振りの皐月賞馬とダービー馬の対決ということで話題になっています。が、両頭とも死角はあると感じています。
先週の秋華賞の様に、絶対的な本命馬がいるとテンションが上がりませんが、毎週このようなレースだと気分はワクワクしてきます。
まず、1番人気に押されている⑭番ソールオリエンスは、皐月賞がケタ違いの強さを見せたことは事実です。
しかし、馬場が悪化して先行馬が完全にバテたことは事実ですし、4コーナーであれだけ大外を回る不器用さは、淀の下り坂で更に厳しくなると思います。
2番人気の⑦番タスティエーラは、ダービーからぶっつけの3000メートル長距離戦、しかもテン乗りです。
昭和の競馬を見てきた者としては、時代の変わりについていかなければいけないと思いますが、常識的に?マークと、いくらモレイラといえども、隙はあると考えています。
騎手でいえば、⑰番枠を引いたドゥレッツアのルメール騎手が、この枠からどのような競馬をするか、厳しいことは間違いないはずです。
3年振りの京都コースになるので、多少は記憶が薄れているような雰囲気ですが、このコースは「圧倒的に内枠有利」です。
贅沢を言えば1,2枠が理想でしたが、⑧番枠ならサヴォーナを大きく狙います。
この馬は、明け3歳から2400メートル戦を3戦も続けて、青葉賞へ駒を進めました。
このレースでは、先行馬総崩れもあって6着と破れましたが、これだけでなく、この時点では疲労残りもあったと容易に想像がつきます。
この後、2勝クラスを勝ち上がり、前走の神戸新聞杯では、先行策から粘り込みをはかりましたが、ゴール寸前で⑪番サトノグランツに差されて2着に敗れましたが、レコードタイムに対応できたことは収穫でした。
サトノグランツも距離が延びていいタイプのようですが、この馬は折り合いにまったく不安がなく、少しでも内側の枠順を引けたことで逆転の目は出てきたと考えます。
鞍上の池添謙一騎手なら、モレイラ,ルメール,川田に位負けしていません。
レースの結果を左右するレース展開から、京都コースの経験があり、前走の内容から面白いと考えていたのが⑥番リビアングラスの逃げ粘りです。
なんがなんでも行くしかない⑤番パクスオトマニカが、大逃げした場合に離れた番手の競馬をすれば面白いと思います。
この観点から、①番トップナイフの横山典騎手も、この枠順を得たことで、そのようなレース展開からの先行粘り込みを虎視眈々と狙っていると推測できます。
馬券のまとめ
⑧番サヴォーナ=①⑥⑦⑨⑩⑪⑫⑭の馬単マルチ
と
⑧(1着固定)→①⑥⑦⑨⑩⑪⑫⑭の3連単
負けるとしたら⑪サトノグランツ
⑪→⑧→①⑥⑦⑨⑩⑫⑭3連単
加えて、
押さえとダブル・トリプル的中を目指して
⑧→①⑥⑦⑨⑩⑪⑫⑭の3連複
と
① ⑥⑧⑪4頭ボックスの馬単マルチと3連単
で大勝負!です。