1番人気の単勝オッズが4倍台で、5頭が1桁配当となっているように大混戦模様となっています。
どこからでも狙えるように絞りづらいというのが正直なところです。
⑯番レシステンシアの出方次第でレース展開も変わると思いますし、先週のダービーで速い時計が出たため高速馬場という印象ですが、あれは道中のペースが速かったこともあり、Cコースも4日目で週中の雨もあって、内側が少しずつ痛んできたようです。
また、海外帰りの馬達の調整状況も、報道だけの情報ではなんとも言えないところです。
1番人気の⑨番シュネルマイスターは、少し重めという関係者のコメントがあるということです。
まあ、関係者が不安材料を口にするということは、公正な立場が建前ですので、逆に言えば許容範囲と捉えておきます。
ところで、このレースは牡馬が58キロ背負うため、昨年は450キロ台のダノンキングリーが快勝しましたが、それまでは、480キロ未満の牡馬は苦戦傾向にありました。
そういう意味では、2番人気の⑧番イルーシヴパンサーは470キロ台の場格で、この斤量を背負って前走のような切れ味が発揮できるのか、疑問には感じています。
斤量からは、54キロで出走できる⑮番セリフォスが、この時期で古馬との対戦になるのは決して楽ではありませんが、ダイワメジャー産駒で早熟タイプ?で完成度が高ければ有利な材料だと考えます。
ローテーション的にも、朝日杯2着した後に疲れが残っていたため、NHKマイルも前から、ここを目標にしていたことは好感が持てます。
そのNHKマイルは1番人気に支持されていましたが、本調子にない上に外差しの馬場の最内を通って0.3秒4着と、うまい具合?にガス抜きができたと思います。
ヴィクトリアマイルで不利があったという⑦番ファインルージュや⑬番ソングラインが人気を集めているようです。
ここで1.2番人気の牡馬とも接戦を演じているので実力は疑いようがないのですが、牝馬の中2週は厳しいと考えます。
であるなら、距離延長になりますが、③番ロータスランドは元々がマイルを得意としていましたし、暖かくなって調子を上げるタイプということと、前々走56キロの斤量を背負って快勝していることを強調しておきます。
⑰番サリオスは、なんといっても好走させてきたレーン騎手への手替わりから押さえておく必要があると思います。
新馬からホープフルSまで3連勝して、皐月賞でも1番人気に押され、マイルCSで、シュネルマイスターと接戦を演じた④番ダノンザキッド。
当てにならない反面、人気が落ちた今回は、やはり押さえておく必要がありそうです。
②番ヴァンドギャルドは、前走ドバイのレースでは、シュネルマイスターに先着しています。
最後に、穴なら①番カフェファラオに期待してみます。
5歳馬ながらキャリアはまだ11戦、勝つか惨敗かの結果になっています。
大跳びで、負けたレースはすべて小回りコース、東京のマイルはダート戦といえども4戦4勝。
芝コースは函館記念だけで、そのレースでは惨敗していますが、その時の斤量が58.5キロ。
一度でも試しているということで、ここで勝ち切れば、明日の新聞トップ
「二刀流、マイル王誕生!」
という記事が躍ることになると思いますが、結果はどうでしょうか。
馬券のまとめ
⑮番=①②③④⑨⑰
①番=②③④⑨⑰
の馬単マルチ
⑮→①②③④⑨⑰
①→②③④⑨⑰
の3連複で勝負します。