このレースのポイントは、なんといっても今までのレースから一気に上がる道中のペースへの対応ということになります。
⑩番クロワデュノールの完成度が抜けていることは間違いなく、この馬の主力は揺るぎませんが、その点は一抹の不安が残ります。
速いペースを経験してきた馬としては、まずはきさらぎ賞を快勝した⑯番サトノシャイニングで、東京スポース杯ではクロワデュノールの後塵を浴びていますが、このときはレース中に落鉄をしており、0.1秒差なら逆転も可能だとみていました。
但し、今年は、もうひとつのポイントがあります。
それは、今週から(って今週だけですが)Cコースへ変わることです。
土曜日のレースをみていても、完全に内枠有利のトラックバイアスになっています。
ということで、サトノシャインにとっては、この枠順は試練だと思います。
弥生賞が一番濃い内容だったとみていた⑬番アロヒアリイの枠順も微妙なところです。
内ラチがいい状態なら面白いと思ったのが、前走、前半3F34.8秒で逃げて快勝した⑧番ジーティアダマンですが、主戦の松山騎手が⑤番ジョパンニを選択しているのはマイナス材料です。
速いペースを経験していて内枠を引いた馬ということで、かなりの低評価(だけにパフォーマンはあります)ですが、①番ニシノエージェントを狙います。
京成杯のレースラップは、前半3F35.0秒、5F58.3秒とハイペースの中、3コーナー手前から仕掛けて差し切りました。
確かにレース展開に恵まれた感はありますが、今回も同じような流れになる可能性はあります。
単純に時計だけの比較はできませんが、馬場状態が変わらないクロワデュノールのホープフルSでの勝ちタイムより、0.6秒上回る勝ち時計を記録しています。
今年の皐月賞は、この馬に夢を託してみたいと思います。
馬券のまとめ
自信度:A
①番からの馬単マルチ
と
①⑩2頭軸の3連複総流しバクダン作戦で勝負します。
加えて、
⑩番(1・2着)→①⑤⑧⑪⑬⑯の3連単も購入します。