重賞競走の波乱決着が続く中、ここも大混戦で荒れ模様を期待したいと思います。
まず、桜花賞の王道は、チューリップ賞経由か、近年は阪神JFからの直行ということになり、1400メートルで行われるフィリーズレビューは分が悪いことは承知の上で、⑦番サプライムアンセムを狙います。
着目したのは、競馬は時計の勝負ではないにしても、勝ちタイム1分19秒9という3歳のこの時期では破格ということと、馬群を割って抜け出してきた根性が、混戦での強みになることです。
正直なところ、折合いに課題がある馬で、前走は池添謙一の好騎乗も光っていたので、乗り替わりは決してプラス材料ではありませんが、前々走まで岩田望来騎手に期待しましょう。
⑫番ベルクレスタは、前走のクイーンカップが3着からの臨戦態勢ですが、このレースでは馬込を捌くのに手こずり、追い込みに不利な馬場状態にあって、最速の上がりタイムを記録したことと、なによりも、今まで闘ってきた相手が強力なメンバーで、そこでの経験が、やはり混戦になれば生きてくると考えます。
人気の薄いところでは、阪神JF2着を含めて堅実に走っていながら、地味な印象で9番人気(当日8時現在)⑪番ラブリイユアアイズ。
デビューから連戦で減らしていた馬体重も、450キロまで回復しているようで、GⅠからの直行も予定通りということに好感が持てます。
他では、馬場が読み切れませんが、今年はBコースになりインコースが有利(土曜日の阪神牝馬ステークスを9番人気で勝ったメイショウミモザはイン伸びでした)になっていれば、フィリーズレビューでサブプライムアンセムと同タイムで2着した①番ナムラクレアにとっては絶好の枠順になります。
後は、今年のメンバーを見渡すと先行馬が少なく前残りになれば③番アルーリングウェイの粘り込みも十分に考えられます。
もっとも、こうした時は得てして以外に速いペースになることがありますし、スローになったら自ら主導権をとるという⑨クロスマジェスティの調教師のコメントもあります。
人気の2頭が、外枠の8枠に入りましたが、例年ですと、桜花賞の外枠は不利にならず、むしろ揉まれないので有利になります。
問題は、今年Bコースで行われることで、どうなるのか?
正直なところ、先程述べたような昨日のレースだけでは、言い切るまでにはいきません。
バイヤスがかかっていないとしたら、阪神JFからチューリップ賞という王道のローテーションで好走内容から軽視はできません。
馬券のまとめ
正直目移りはしますが、人気面も考慮して
⑦=①③⑪⑫⑯⑱
⑫=①③⑪⑯⑱
⑪=①③⑯⑱
の馬単マルチ
と
⑦→①③⑪⑫⑯⑱
⑫→①③⑪⑯⑱
⑪→①③⑯⑱
の3連複
と幅広く購入します。