7月13日
念願がかない、今、32年振りとなる福島競馬場のスタンドに立っています。
久し振りの天気で汗ばむ陽気、みちのく福島路ビールを飲んで、気持ちのいい風を全身に受けています。
いよいよ最終レースにクリスタルアワードが登場。
最終的には9番人気の支持。
伊藤圭三調教師のコメントにもあるように、パドックで見た時、ほれぼれとする風貌に映りました。
レースは、スタートを決めて持ち前のダッシュ力で3番手をキープ。
直線では一瞬先頭に立ち、もしかしたらと夢を見るも、結果は1.2秒差の12着でした。
前半3Fが33.6秒とペースが速く、先行馬は総崩れだったことで、次走以降に望みを託したいと思います。
騎乗した丸山元気騎手の評価は、「久々で少し寄れるところがあった。スピードはあるので、今まで実績のあったダートの方が向く。」ということでした。
ゲート出がいいし、二の脚はありますので、次走以降に期待します。
7月17日
ワラウカドのセルフィーが、28日の札幌1800メートル戦でデビューの予定。
ひと口馬主では、初めての夏競馬スタートとなります。
今週日曜日には、ノルマンディのマリアズハートが白河特別にエントリーしています。
今の福島は外差し競馬なので、外枠を引いてハンデにも恵まれれば善戦できると期待が膨らみます。
ひと口馬主は銭金ではないと思います。
なんといっても、楽しんでやるのが一番だと考えます。
如何でしょうか?
7月28日
セルフィーが、ルメール騎乗ということもあって2番人気に支持されて出走となりました。
でも、スタートをある程度決めて番手からレースを進めるも、直線で力尽きて、0.4秒差の7着と負けてしまいました。
もっとも、パドックで入れ込み気味、馬体も太めに映っていたので、まぁこんなものいう感じでした。
レース後の談話では、距離が長かったということで、あまり気張らず次走に期待しようと思います。
9月9日
昨年から、ワラウカドの会員になり、3頭登録しています。
1頭は夏の札幌でデビューして、2戦目では2着とまずまずといったところです。
ところで、今年の募集案内はなかなか案内が来ないなぁ、とのんびり構えていました。
少し気になったので、事務局へ確認の連絡を入れたところ、なんと今日が会員の先行予約最終日。
慌てて検討に入り、次の2頭に決めました。
1頭は、リズムオブライトの2018です。
この全兄にあたるゼノヴァースを保有しており、今年の夏に天国へ旅立ったディープインパクト産駒ということで、ほぼ無条件で応募しました。
最終日に電話したという何か運命的なものを感じましたし、兄と比べても既に495キロとひと回り大きいのも好感できました。
ディープ産駒は大型馬の方が走る傾向にあります。
もう1頭は、ナンシーフロムナイロビの初仔で、同詰まりの体系ながら、トモがもの凄く発達している牝馬です。
母親が優勝したGⅡレースもマイル戦ということで、スクリーンヒーローの産駒ながら、マイルを得意としたモーリスのように成長してくれればいうことないです。
性格も人懐っこいということで、飼い葉も良く食べるそうです。
競走馬としても期待しますが、繁殖牝馬になったらいい母親になりそうなイメージで
先々まで楽しめるなぁと思い、2口応募しました。
9月15日
今年62歳、競馬歴47年間の生涯でも最良の一日になりました。
まずは、8レースに藤田菜七子ちゃんを鞍上にクリスタルアワードが出走。
スタートダッシュを利かせてハナに立ち、その後無理をせずに3番手をキープ。
4コーナーで先頭に立ち、そのまま押し切るかと思いましたが、マローネメタリコに差されて2着。
今日は、牝馬限定戦で50キロの斤量を考えると勝ち切ってもおかしくありませんでした。
しかし、ここで勝ってクラスが上がってしまうと、この馬の実力を考えると苦戦し続ける心配が残ります。
スタートダッシュがいいので、常に先手を取れるし、このクラスでなら2ないし3着を繰り返していけるので、結果的にはよかったと思います。
そして迎えた10レースの初風特別。
マリアズハートがやってくれました。
スタートがあまりよくなく後方からの競馬となり、4コーナーでも14番手。
ここから、上がり33.4秒の鬼脚を発揮して、前にいる13頭をごぼう抜き。
見事、勝ってくれました。
「大野拓弥ぁ!!!」
直線で絶叫し、その声援?に見事応えてくれました。
人生で初めての口取りでは、
「よくやってくれた。あなたしかできない。」
と語りかけ大野騎手と握手。
「今年の年末パーティにも来てね、昨年も一緒に写真と撮ってもらったよ」
と言うと、社交辞令かもしれませんが、
「覚えています」
と笑顔で返してくれました。
彼も、豪快な差し切り勝ちでハイ・テンションになっていたのだと思います。
ノルマンディクラブに入り、このマリアズハートに応募したことで、また人生に張りが出てきました。
この先、どこまで強くなるのか、過度の期待は禁物だと思いますが、マリアズハートと大野拓弥騎手に「夢」を見させてもらおうと思います。