今年から負担重量規程が変わって、ハンデ戦もプラス1キロのベースアップになった模様です。
ということで、GⅢレースにもかかわらず、ハンデ58キロの馬が6頭、57.5キロが4頭もいます。
同じ1キロ増でも、56キロ→57キロと、57キロ→58キロでは、馬にかかる負担は同じではありません。
そして、これは見落としがちになりますが、負担重量は、騎手の体重に、馬具など約1.5キロを加えても不足する分は、鉛で調整することになり、騎手の負担が生じてきます。
※正直なところ、規程が変わったことは、本日知るところとなりましたので、現時点での理解で話していますので、悪しからず。
つまり、このレースで言えば、①番ベレヌスに騎乗する西村淳也騎手の体重は、45.6キロ(JRA出走表)ですので、これに1.5キロを足しても、この馬のハンデ58キロに対して不足する10.9キロの鉛を背負って(って、どうしているのが具体的なことは知りません)騎乗することになります。
一方、②番プレサージュリフトのデヴィット・イーガン騎手の体重は53キロですので、なにも背負わず(0.5キロの減量が必要)に騎乗することができます。
なんか、想像しただけで、勝負あった!感があります。
もちろん、西村淳也騎手は、かなり体重が軽いので、極端な例にはなっていますが、負担重量が増えている分、影響はあると考えられます。
B→Aコース替わりで、イン・セン有利となりますので、本来は先行力があれば鬼に金棒ですが、左回りは東京コースで2勝、しかもクイーンCでは後の2冠馬に先着した実績もあります。
オークス,秋華賞は、共に0.6秒差の5、9着に終わっていますが、大外枠からのもので、キャリアの浅さを露呈しなければ、突き抜けてくると思います。
他では、このレースで一昨年2着の後、1年7ケ月明けを2戦叩いた③番ピースワンパラディ。
この枠順から持ち前の先行力を生かせば、中京マイル戦は、5戦して2勝、2着3回と抜群に相性がいいので、初の57.5キロでも期待できます。
馬券のまとめ
人気にはなっていますが、混戦模様の中、負担重量が増えての番狂わせを期待して、
②番から馬単マルチ
と
②③番2頭軸による3連複
総流しバクダン作戦で、今年初のヒットを狙います。