愛するマリアズハート💛
ついにこの日を迎えることになりました。
怪物と称されたハイセイコーが、鳴り物入りで中央競馬会に登場してから、
およそ50年という歳月が流れました。
競馬を始めた当初は純粋な気持ちで競馬に触れてきましたが、
年を重ねるごとに、随分とひねくれた見方になっていたようです。
そんなとき、出会ったのが
マリアズハートです。
デビュー戦は、2019年1月14日、中山1200メートルのダート戦を鮮やかに逃げ切りました。
2戦目からは、豪快な末脚で、いつもワクワクさせてくれました。
長い競馬人生の中で、これほどまでに、純粋に競馬を楽しませてくれた
サラブレッドがいたでしょうか。
南総ステークスを勝った時の口取りでは、当時主戦の大野拓弥騎手に
声をかけることができました。
ノルマンディのパーティでは、
岡田牧雄さんや、競馬コンシェルジュの初代秘書である岡部玲子さんとお話しをしたり、
30年振りとなる福島競馬場や新潟競馬場へも応戦に行くことができました。
じぃの青春時代を思い出させてくれました。
ありがとう!
マリアズハート💛
いつの日か、子供がターフを走る日を、心の底から楽しみに待っています。
最後に、4年の間、面倒を見続けていだだき、
そして丁寧はコメントを送り続けたいただいた菊沢隆徳調教師に感謝申し上げます。
なんと、ゼノヴァースも現役を引退することになってしまいました。
大舞台の前哨戦である阪神スプリングJで怪我を負い、やむを得ない事態となりました。
レースを見ていて、最後の直線でなんとなく走りがぎこちないなぁと感じてはいましたが、そのときは既にまともな状態でなかったことを考えると、最後まで走り抜いた姿に胸が熱くなります。
札幌で行われた1勝クラスのレースでは、団野大成騎手を背に3コーナーからマクって大差勝ちを納め、今後の夢を見させてくれました。
また、障害へ転厩後は、森一馬騎手が丁寧に育成してくれたようで、次第にジャンプが上手になり、G・JⅡをプレゼントしてくれました。
心から感謝しています。
これからは、その雄姿を見ることはかなわなくなり残念は気持ちで一杯ですが、これもサラブレッドの宿命と思い気持ちを切り替えていこうと思います。
今後は、馬事クラブに引き取られていくやに聞いています。
余生をのんびりと過ごしてもらいたいものです。
ゼノヴァース
今まで、素敵な夢の時間をありがとう。